ご縁があってスリランカ人と結婚した私ですが、実際に3回スリランカへ訪れました。
とは言え、ずっと非正規で働いていた私は、基本行き先がアジアであろうが貧乏旅行がメイン。
でっかいトカゲやコブラが庭に出てくるような夫の実家に泊まり、とってもローカルな過ごし方をしていました。
そこで、スリランカでローカルな生活をしていた私が紹介する、スリランカでのノマドワークをする方法をご紹介したいと思います。
スリランカだけではなく、海外でのノマドワークお役立ち情報もありますよ!
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ノマドワークの基本中の基本!現地でのネット環境の確保
ノマドマークをするのであれば、ネット環境の確保は何よりも優先しなくていけません。
国によって多少の違いはありますが、基本的に海外でのネット環境は
- 日本でモバイルWi-Fiをレンタル
- 現地のWi-Fiを利用
- SIMフリースマホに現地SIMを入れてテザリング
- 日本で契約している携帯会社の海外プランを利用
主にこの4つとなります。
日本でモバイルWi-Fiをレンタル
語学力に自信がなく、確実に現地で繋げたいという場合はWi-Fiルーターをレンタルするのが安心です。
しかしデメリットとしては、日額600円から1500円ほどと料金が高めであり、使える容量は300MB〜1Gほど。
現地に長期で滞在して仕事をする、となると割高になりますね。
現地のWi-Fiを利用
とくに日本から用意するものはなく、Wi-FiにつなげられるスマホやPCがあればOKです。
しかし、国によってはWi-Fi環境が全く整備されていない国も多く、セキュリティの問題もあります。
正直、スリランカで公共のWi-Fiを探すのはかなり無謀でおすすめできません。
SIMフリースマホに現地SIMを入れてテザリング
最近は日本で購入したスマホでもすぐにSIMロックを解除できますので、普段使っているスマホを持っていき、現地でSIMを購入して使う方法です。
現地で多少の語学力と設定が必要となりますので、中学生レベルの英語も無理!という人には少しハードルが高いかもしれません。
日本で契約している携帯会社の海外プランを利用
日本で使っているスマホをそのまま海外で使える、一番簡単な方法です。
携帯会社によっては割高になりますが、中には海外チャージがかからない会社も!
試しにスリランカで調べてみました。
- ドコモ 海外パケホーダイ:2980円/日
- au 世界データ定額:事前予約690円/日 通常980円/日
- ソフトバンク 海外パケットし放題:〜25MB 1980/日 25MB〜 2980/日
※ただし、アメリカに関しては別料金無しのアメリカ放題有り - 楽天モバイル 海外ローミング:残念ながらスリランカは未対応
※ただし、対応している国は別途料金無し!
やはりスリランカはまだまだマイナーな国なので、未対応だったり他の国に比べて割高ですね。
しかし、アメリカやヨーロッパなどのメジャーな国であれば、Wi-Fiルーターをレンタルするよりかなりお得になることも。
おすすめはSIMフリー携帯×現地SIM
私がスリランカへ行く際は、Dialogというスリランカの携帯会社のSIMを購入しています。
ツーリストプランで10G(内4Gは0時〜朝8時の縛りあり)700円ほどと、破格の値段なんです!
※2021年7月のレート
もちろんテザリングも使えますし、動画編集などは流石に厳しいですが、ブログの記事を書いたりYouTube視聴をする分には十分でした。
安いので気軽に買い足しができるのもポイント。
ただし、データが切れてしまった時に買い足そうとしても、大きめの町まで出ないと売っていません。
長期で滞在する場合は、あらかじめどこでデータを買い足すことができるかをリサーチしておきましょう。
ネット環境を確保したら、次は場所の確保!
ネット環境がクリアになったら、次はどこでノマドワークをするかも以外と重要です。
Wi-Fiや空調が整備されたホテルなどに滞在しているのであれば、何の問題なく仕事に取り掛かれますが、滞在先がゲストハウスやホステルの場合、仕事ができる環境でないこともあります。
そこで、外で仕事ができそうな場所を探す場合の注意点などを、私のから経験から感じたことを中心にご案内します。
海外ノマドはスリ・置き引き・盗難と隣り合わせと心得よ!
日本のカフェでは、PCを広げたままちょっとお手洗いに行ったり、おかわりコーヒーを買いにいったりは、よく見る光景ですよね。
しかし、海外ではそうはいきません。
比較的治安がいいと言われているヨーロッパであっても、荷物を置いたままテーブルを離れようとすると「No!No!」とお店のスタッフや、周りのお客さんにまでちょっと怒られてしまいました。
顔なじみのお店で荷物を見てくれるのであれは話は別ですが、海外ではスリや置き引きは日本とくらべものにならないぐらい多いです。
現地の人はそのことをよく知っているので、注意してくれたんですね。
海外の知らない場所でPC作業をするのであれば、荷物は最小限にして、少し席を離れるだけでもすべての荷物を持っていくぐらいの危機感が必要です。
スリランカで快適にノマドするなら、場所選びも重要
あたりまえのことかもしれませんが、スリランカでノマドワークをするのであれば、場所選びによって快適度はかなり変わります。
スリランカに訪れる多くの人は、ローカルな体験を目的としています。しかし、スリランカで現地の人しか行かないような場所でノマドワークをすることは、以下の理由から正直おすすめできません。
かなりジロジロ見られて落ち着かない
まだ途上国のスリランカではありますが、多くの外国人観光客が訪れていますので、現地の人からすると外国人はさほど珍しくありません。
それでも、少し都市から離れるとあまり見かけることもなくなるので、そんな場所でPCなどを広げようものならかなりジーっと見られる覚悟が必要です。
彼らに悪気はなく、何かをしてくるわではないのですが、やはり私自身落ち着かないものでした。
暑い
スリランカでは、一般的な民家や商店、交通機関などにエアコンはありません。むしろ、エアコンが付いているバスは別料金がかかるほど。
スリランカの暑さは日本の夏の暑さと同じくらいですので、夏にエアコン無しの屋内で作業するというのは、どれだけ大変か想像がつくと思います。
電源の確保は望めない・長居するのは歓迎されない
基本的にローカル御用達のお店は、さっと食事をして食べたら帰る、お茶でも一杯飲んだら帰る、というスタンスな場所が多いです。
そんな中でPCを広げて作業…というのは日本でいう松屋や吉野家などでノマドワークするようなもの。
さらに、そういった場所で電源を借りることは考えないほうがよいでしょう。
以上を踏まえてスリランカで快適にノマドワークができる場所を挙げるとすると
- コロンボなどの都市や、観光客がほどよく訪れるエリア
- エアコンがある
- メニューに英語表記があり、価格がしっかり明記
- ほどよく広く、席数に余裕がある
- 外国人観光客を意識した店構え
個人的な見解も含まれますが、以上の条件を満たすお店であれば、快適にノマドワークができる場所が見つかりますよ。
↓↓こちらの記事↓↓では実際におすすめのお店をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
現地の文化や常識に習うことが海外ノマドの基本
この記事では、スリランカで快適にノマドワークをするための注意点などをご紹介しました。
確かに現地では甘いミルクティが一杯30円ほどで飲めますが、そこで仕事ができるか?となれば、それは話が別。他の国で何かをするということは、現地の常識や習慣に習い、割高であってもローカル民の邪魔をしないようにすることも重要なのです。
今回はスリランカをメインにしましたが、郷に入っては郷に従えはどこの国に行っても同じですね。
そして、1日も早く自由に世界へ旅立てる日が戻ることを祈るばかりです。
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