「冬至に願い事をすると叶う」
そんな言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
でも実際には、
• 願っているのに現実が動かない
• むしろ焦りや不足感が強くなる
そんな経験をしている人も少なくありません。
それは努力不足でも、信じ方が足りないからでもなく、
冬至という特別なタイミングに合っていない願い方をしているだけ。
冬至は「お願いする日」ではなく、願望が実現する前提の自分に“切り替わる日”。
今回は
✔ 冬至の本当の意味
✔ 願望実現が加速する意識の使い方
✔ 2025年の冬至が特別と言われる理由
を、わかりやすく解説します。
冬至とは「光が戻り始める起点」
冬至は1年でいちばん夜が長い日。
けれど意味としては「暗さのピーク」ではなく
「ここから光が増え始める、切り替え地点」
なんです。
古くから世界各地で冬至は「太陽の再生」「新しいサイクルの始まり」として大切にされてきました。
イエス・キリストの誕生日である12月25日は本来、古代の暦では冬至の「太陽の復活」を祝う日。古代ローマの祭りや太陽神信仰が重なり、現在のクリスマスが形づくられました。
つまり冬至は、これまでの流れが終わり、次の流れに入る節目。
だからこそ、この日に向けてどんな意識でいるかがその後の現実に強く影響します。
なぜ「欲しい」と願うと、現実が動きにくいのか
願望実現の仕組みで重要なのは、「欲しい」ではなく「自分の在りかた」。
たとえば
• お金が欲しい
• 理想の仕事に就きたい
• パートナーが欲しい
この願いの奥には、無意識に「今はそれがない私」という前提があります。
冬至のようにエネルギーが切り替わるタイミングでは、この前提そのものが強調されやすい。
つまり「欲しい」と願うことで、“欲しがっている状態の自分”が波紋のように広がってしまうのです。
冬至に大切なのは、何を手に入れるかではなく、どんな自分で在るかを選ぶこと。
願望実現のやり方のコツは「未来の自分」から考える
ここで視点を一段、先に進めます。
願望実現で本当に使うのは「やりたくないこと」や「今の不満」ではありません。
やりたくないことを考えなくていい理由
たとえば「会社を辞めたい」と考えた瞬間、意識は「会社を辞めたいと思っている自分」に集中します。
すると増えるのは、「辞めたい気持ち」や「不満を感じている状態」。
現実はまだ変わらないのに、心の消耗だけが増えてしまいます。
意識を向けるのは「その先の自分」
ここで問いを変えます。
会社を辞めたあと、私はどうなっていたい?
たとえば
• 朝、気持ちよく目覚めている
• 好きなことを仕事にしている
• 自分の作ったもので誰かを喜ばせている
もしそこで「お菓子を作っている自分」が浮かんだなら、 願望は「会社を辞めること」ではなく「パティシエとして生きている私」。
願望実現では、この「なっている自分」に意識を合わせると、必要な情報や出会い、チャンスが向こうから近づいてくるようになります。
冬至にふさわしい願い事のやり方
冬至におすすめなのは、お願いではなく感謝と充足の言葉。
• 私は、安心と信頼の中で生きています
• 私は、満たされた感覚を大切にしています
• 私は、自分の人生を楽しんでいます
すでにそうである前提で、静かに意識を合わせます。
冬至点の瞬間は「感謝」で満たす
冬至の中でも特別なのが冬至点(エネルギーが切り替わる瞬間)。
この瞬間におすすめなのは何かを願うことではなく、今あるものへの感謝。
• 今日まで生きてきた自分
• すでに受け取っている環境
• 当たり前にそばにある安心
深呼吸しながら「すでにある豊かさに感謝します」と感じるだけで十分です。
この“満ちた状態”でふと思い浮かんだ、ワクワクする未来の自分の姿。
それこそが、あなたを次のステージへと誘うのです。
なぜ2025年の冬至は特別なのか
2025年の冬至は、冬至点が日付の変わり目に非常に近い時間に起こります。
これは1日の始まりと季節の切り替わりが重なる、珍しいタイミング。
次に同じことが起こる冬至は、もしかしたら千年先の可能性があるほどです。
古来の考え方では、こうした「境目が重なる瞬間」は意識の切り替えが最も起こりやすいとされてきました。
今の時代は価値観や生き方の再編が進む流れの中にあり、その節目として迎える2025年の冬至は、これまでの延長ではない人生を選び直す起点として、とても重要なタイミングです。
冬至のあとは、日常を生きるだけ
冬至が終わったら、特別なことを続ける必要はありません。
• 小さな選択を心地よさ基準で選ぶ
• 安心している自分を思い出す
• すでにあるものを味わう
それだけで、冬至で選んだ在り方が現実に根づいていきます。
まとめ:冬至は「願望実現する人生ライン」を選ぶ日
✔ 冬至は新しい流れのスタート地点
✔ 願うより、在りたい自分を選ぶ
✔ やりたくないことではなく、その先を見る
✔ 2025年の冬至は特に切り替えが起こりやすい
冬至は未来を引き寄せる日ではありません。
すでに始まっている本当の人生ラインに、乗り換える日。
その気づきがこれからの現実を静かに、でも確実に動かしていきます。
※こちらの記事はさとうみつろうさんのYouTube動画を参考にしています。
「願い事」や「願望実現」、さらに2025年の特別な冬至を味方にできるよう、ぜひ動画を見てくださいね。


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